さきこねくと

仕事や日常で感じたことをゆるゆると書いています。人と人をつなげる私でありたいです。

誘う女の本音

「誘う女、誘われる女」という図式は、女子間ではよくあります。

 

気づいたら、わたしはいつも誘う立場になっていました。

仕切りがうまいと言われる。

嬉しいけど嬉しくない。

 

かつて友達が、「わたしが動かないとだ~れも動いてくれない」と愚痴っていたことがありました。わたしは「ええやん、あんた仕切りうまいから」と思っていましたが、彼女はきっとそう言って欲しくないだろうということに気づいていたので、口をつぐんでいました。

 

基本、ヲタクなので世間話が苦手です。

今は仕事で必要なのでスキルは上がりました。

 

誘う立場は、いつも自分が先頭だって動くことが多く、自分が動いた結果、参加したメンバーがよかったと思ってくれると嬉しいものです。しかし、たまには誰か代わってよと思うこともまま、ある。

 

「どうしてわたしは誘ってばかりなんでしょう」みたいな質問もよく見て、回答者の中には

「そんなん、あんたを誘いたいと思っとらんからや」

みたいなものもありますが、別に嫌われているわけでもないのにあまり誘われないということもあり、そういう状況に対する答えが載っていることはめったにありません。

 

自分のこれまでを思い返してみると、実はわたし、「お悩み電話相談室」みたいな人でもあるのです。結構わたしを「ご指名」でお会いしたいというお誘いは、ある。お悩み相談とか、深い話とかになることが多い。

 

そういう場があって、「なぜわたしに声をかけてくださったのでしょうか」とお尋ねしたら、

 

「さきこさんとは、じっくり話したいと思った」

 

「さきこさんなら、話聞いてくれるかなって思って」

 

そうか。

 

私ってそういう位置づけなわけですね。

 

大勢でわいわいも悪くないんだけど、サシで話すのが実のところ、好きだし得意。

自分のことを話すのも、相手の話を聞くのも。

 

でも、たまには誘ってほしいぞ。